Palm84 某所の日記

有為のクマにかくれり~

腹を割って話す

ちょっと同情してしまいました。ほんとに何も気付いてなかったんでしょうか?だとすれば「なぜだ?」と疑問を感じる前に自己反省、自己批判が必要なのではと私は思ってしまいます。

カテゴリー化する用語などを作るのはいいんですけど、それを実際の人間に当てはめる場合はもっと慎重にすべきだと思う。こういうのっていわゆる「レッテル貼り」行為と言っていいような気がします。

私も若い頃よく言われました。「人間にレッテルを貼ってはいけない」「先入観のみで判断しては駄目」とか。ただ、実際にはそう主張している大人達(マスコミなど)がやっていることだとも。

よく年配の方は「最近の若い人はコンピュータに詳しいけど年寄りはついていけん」などと話されます。でも、現在30〜40代の人たちって会社で導入されたので「仕方なく」パソコンを覚えたってパターンも多いんですけど。また、IT化の推進といっても「若手」である社員が提言したわけでもないのですが・・

「一般論」としては正しいと思います。ただ、わざわざ大声で言うほどのことでもないように思います。

で、自分の話ですがこんなかんじでしたね。

外で野球とかして遊んでると
「おまえら、勉強しとんのか?ちゃんと本読め!」

家で本を読んでると、となりのおじさん(町会議員でした)が
「男の子は外へ出て、お日さんの元で遊べ」と

で、遊び疲れて家に帰ると、今度は親が
「たまには家でじっとしとき!・・・」

結局、何してても怒られてましたね・・。それと、昔は「ゲーム」とか親が目の仇にしてましたけど、今や親子一緒にゲームしてる家庭も多いみたいです。時代は変わるんですね。

腹を割って話そうよ!と言う事を良く聞きますが、腹を割って話すという事は、自分が先に腹を割って相手に飛び込まなければ、相手は、なかなか腹を割らないと思います。例えて言うならば"一緒に町のお風呂屋さんへ行ったとします。自分が服を着たまま相手が裸になるのをジロジロ見ていては、裸になりにくいものです。その時は、自分からさっさと裸になり、さー入るぞと言うと相手も裸になり易い、人間関係もこの様な気持ちで接すれば、本音の付き合いが出来るのではないでしょうか。

ちょっとこれに付け加えて、自分の意見が100%正しいと思ってる人とは本当の対話って成立しませんね。(そういう人って多分周囲からの指摘もないので、もしかすると一生自覚できないのかもしれません。)

人間誰しも間違いがある、また完璧じゃないから面白いのだと思います。(そういうあんたはまちがいだらけやがなとかいうなそこ)。WEBのいいところは「匿名」であること以前に「対等」になれるところだと私は思っています。つまり、実社会では上司や「声の大きい人」に対してはなかなか指摘できないことも多かったりしますが、WEB上で「対等」なら「冷静」な指摘を受け止められるのではないかなと。

すみません、私もう少し若い頃は、飲み屋で口論ばっかりしてました。まわりは大迷惑してたと思います。自戒の念をこめて書いています。

中には、「あら捜し」や「嫌味」を趣味にしてるような人達も散見されますけど、そういう低レベルなのは無視しとけばいいことですし。(私は逆にじっくり観察させてもらったりしますが・・他人のこと言えなかったりして・・)

例によって結び(オチ)がない駄文(いつものことだ)となってしまってますが、こういうことが言いたかったりします。

  • 実社会での真理はWEBでも同じ
  • 時代とともに変わるものもあれば、いつの時代でも同じこともある

あぁ、なんか書いててむちゃ恥ずかしくなりました。ちなみに私はキリスト教徒ではありません(謎。例によって「隗より始めよ」なので・・すみません。(汗

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♪ 死ぃぬぅまでぇのぉ〜 ってか(懐し・・)