【取扱注意】XBOOT - マルチブート LiveCD/LiveUSB 作成ツール

※ 仕様についてちょっと間違ってたので修正しました。すみません。。。

なかなかやりますなぁ(何)。

INDEX

※ XBOOT 1.0beta14 での確認です。beta版ということでまだまだいまいちなとこもありますが発展途上ということで期待していいかも

【追記】※ 作者さんは亡くなられているそうです(合掌)。今後のバージョンアップは期待できない模様です。

これって何?

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Linux LiveCD などのマルチブート LiveCD/LiveUSB 作成ツールでありますん。

YUMI, SARDU との大きな違いは、

  • iso をドラッグ&ドロップで登録
  • 基本が grub4dos の iso emulation 起動、またはミニiso方式
  • Ubuntu 系ではisoそのままブート(iso-scan/filename オプション)

YUMI, SARDU も iso emulation での作成可能ですが基本は「ファイルすべて展開方式」なのです。

んで、「基本 iso emulation」の利点は、

  • ブート画面がオリジナルのまま(設定ファイルの編集がほぼ不要)
  • ファイルすべて展開方式に比べ、ファイルがかなり少なくなるので内容がスッキリ

逆に YUMI, SARDU と比較していまいちな点は、

  • ダウンローダー機能なし(ダウンロードページ表示は可)
  • 非対応ディストリの場合、ブート形式を知らないとなんのまっちゃ(ry

ってなかんじです。

基本作成方法

基本はこんだけです。

  1. isoをドラッグ&ドロップ
  2. Create USB (Create ISO) ボタン押しで作成

XBOOTで認識不可なisoや非対応ディストリの場合はブート形式を選択します。

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参考リンク

iso emulation について

iso emulation でのOS起動方法は主に2種類あります。

  • isoを一気で(Windows PE, 小さなLinux など)
    1. ブートローダ上でisoをマウント
    2. isoをチェインロードでそのままOS起動
  • 2段階起動
    1. ブートローダ上でisoをマウント
    2. isoから kernel, initrd をロードして小さなLinux起動
    3. 小さなLinuxがisoを再度マウント、iso内のルートイメージをマウントして大きなLinux起動

原則として、OS起動後にisoが仮想ドライブなどとして見えるわけではありませんが、/cdrom などにマウントされていたりします。

Ubuntu や KNOPPIX 6.7 などは2段階isoブートに対応してます。Puppy Linux などは非対応です。

ミニiso方式

(正式用語じゃありませんがw)iso2段階ブート非対応な Linux LiveCD でも多くの場合この方式で起動できますん。

  1. isoからルートイメージ(ファイル or ディレクトリ)をUSBメモリへ抜き出す
  2. isoから抜き出した分を削除して小さなisoを作成
  3. 小さなisoををチェインロードして起動

ルートイメージは / など所定の位置に置けば自動検索されることがほとんどなので設定ファイルの書換えは必要ないです。

日本語版 Linux Live CD の対応

ちょっとしか確認してませんが、この手の作成ツールの中ではもっとも対応は確実なのではないかと。

Slax は起動しない、Ubuntu は2重保存されたり問題ありました。対処法を下記に書いてみますた。

Ubuntu Desktop 11.10 日本語 Remix CD

起動は問題なし。

  • iso内の /isolinux/txt.cfgiso-scan/filename オプション追記
  • isoは /images/ubuntujadesktopi386.iso として保存

但し、なぜかisoが2重保存 (/images/images/ubuntujadesktopi386.iso) されてしまいました。まぁ、重複分削除して設定ファイルを書き換えたらいいんですけどね。

KNOPPIX 6.7.1 ライブCDの部屋

起動は問題なし。

  • ミニiso方式
  • iso内の /boot/isolinux/isolinux.cfgknoppix_dir オプション追記
  • ミニisoは /images/knoppixvcdjp.iso として保存
  • /KNOPPIX ディレクトリ を /images/KNOPPIX として抜出し

KNOPPIX 6.7.1 はiso2段階ブート対応なんですけどね。

Warry-511-01j(Wary Puppy Linux 5.1.1 日本語版)

起動は問題なし。

  • ミニiso方式
  • wary_511.sfs, lang_pack_ja-1.1-w5.sfs/ に抜出し
  • ミニisoは /images/knoppixvcdjp.iso /images/waryjksmall.iso として保存

いろいろ

  • 基本ファイル構成
U:.
|   grldr
|   menu.lst
|
+---images
|   |
|   |   ※※※ ここに再作成されたiso
|   |   help.iso
|   |
\---boot
    +---syslinux       ※※※ SYSLINUX 設定ファイルなど
    |       grldr.mbr
    |       theme.cfg
    |       mainmenu.cfg
    |       menu.c32
    |       memdisk
    |       xboot.jpg
    |       chain.c32
    |       vesamenu.c32
    |       grldr
    |       isolinux.bin
    |       grub.exe        ※※※ GRUB for DOS
    |       syslinux.cfg    ※※※ SYSLINUX ブート設定ファイル
    |       linux.cfg
    |
    \---grub4dos
            linux.lst
対応いろいろ

こんなかんじ

  • オプション live-media-path - Debian Live ベース
  • オプション iso-scan/filename - Ubuntu 系
  • Utility
    • Acronis, Clonezilla, GParted, Memtest86+, MiniTool Partition Wizard, Offline NT Password & Registry Editor, Ophcrack Live CD, Paragon, ReDo Backup, Ultimate Boot CD for DOS
  • Linux
    • Backtrack, Fedora, Knoppix, Parted Magic, Puppy Linux, Rip Linux, Slax, SystemRescueCd, Tinycore, Trinity Rescue Kit, Ubuntu
  • Emulation
    • ISO、FDイメージ、HDイメージ
  • WIndows PE 系とか
カスタマイズ

LiveCD (iso) 作成に関しては、SARDU に比べると追加機能がないのでいまいちかも。

USBの場合は直接弄れるからあんまし関係ないんですけどね。

仮想マシン QEMU で起動確認

ワンクリックで起動できるので便利です。ガガ、しかし、QEMUは環境によっては非常に重いです。ブート画面の確認とかに使うのはいいかも。