【取扱注意】SARDU の追加設定アレコレ - マルチブート LiveCD/LiveUSB 作成ツール

下記の続きですねん。

INDEX

※ SARDU 2.0.4.3 での確認です。

設定メニュー

【注意】USBメモリ版作成時は【Add Extra ISO ...】しか出番はなさそうです。USBメモリを直接ごにょごにょする方が楽かもなんで。orz

f:id:palm84:20181223135456p:plainf:id:palm84:20181223135459p:plain

  • enable Extra
  • Add Extra ISO ... - isoを追加
    • Add Extra ISO (GRUB)
    • Add Extra ISO in RAM (GRUB)
    • Add Extra ISO in RAM (memdisk)
    • Add Extra ISO in RAM - raw - (memdisk)
  • Load menu isolinux (cfg) - ブート設定ファイルを追加 (ISOLINUX, SYSLINUX)
  • Load menu GRUB4DOS (lst) - ブート設定ファイルを追加 (GRUB)
  • Add item to the menu ISO_Extra - ブートエントリ (LABEL) を追加
  • Add personal Folder - フォルダ追加
  • Add personal File - ファイル追加

私がわかってる分だけめもってみるにゃ。

enable Extra

【File】メニューにあります。デフォルト無効。これを有効にすると、

  • Extra フォルダがそのまま CDルートにコピーされる
  • メインメニュー (/isolinux.cfg, /syslinux.cfg) に /Extra/extra.cfg へのチェイン設定追記
  • /Extra に grub.exe, grldr, menu.lst が追加される

次のような場合に使いませう

  • 設定ファイルを追加するには Extra フォルダにコピーしておく
  • 設定を追加したい場合は、Extra/extra.cfg に「追記」する
  • メインメニュー /isolinux.cfg, /syslinux.cfg
label Menu extra
Menu label Menu ^Extra
MENU INDENT 1
    kernel vesamenu.c32
    APPEND /extra/extra.cfg

/Extra/extra.cfg 追記例 - #-> EDIT HERE <- の間に追記

#-> EDIT HERE <-
LABEL hoge
MENU LABEL Hoge (SYSLINUX)
MENU INDENT 1
KERNEL /vesamenu.c32
APPEND /Extra/hoge.cfg

LABEL hage
MENU LABEL Hage (GRUB for DOS)
MENU INDENT 1
KERNEL /Extra/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /Extra/hage.lst"
#-> EDIT HERE <-

Add Extra ISO ...

任意の場所のiso&タイトルを指定するだけで、ブート設定も自動追加。

isoから直接ブート可能なモノに使いませう。

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  • Add Extra ISO (GRUB) - GRUB for DOS の Direct Mapping (isoを直接マウント)
  • Add Extra ISO in RAM (GRUB) - GRUB for DOS の Indirect Mapping(isoをメモリにロードしてマウント)
  • Add Extra ISO in RAM (memdisk) - SYSLINUX の memdisk で(isoをメモリにロードしてマウント)
  • Add Extra ISO in RAM -raw- (memdisk) - SYSLINUX の memdisk で(isoをメモリにロード、rawオプションでマウント)

メモリにロードする方が起動は確実ですが、ロードに多少時間がかかりRAMもその分消費します。

直接マウントは早いですが、USBメモリではファイルの断片化を解消しておく必要があります。(USBメモリのフォーマット後にSARDUを実行した場合は断片化はないと思いますけど。)

手順
  1. メニューから選択してisoを指定、任意のLABEL(タイトル)を指定

ブートメニュー【Menu Extra ISOs】から起動します。

  1. /ISO_EXTRA フォルダと /boot/grub.exe 追加
  2. isoは /ISO_Extra にコピー
  3. メインメニュー (/isolinux.cfg, /syslinux.cfg) に /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg へのチェイン設定追記
  4. iso直接起動のエントリが /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg に追記
  • /isolinux.cfg, /syslinux.cfg
label Menu Extra ISOs
Menu label Menu ^Extra ISOs
MENU INDENT 1
    kernel vesamenu.c32
    APPEND /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
label Boot from AcronisMedia
menu label Boot from AcronisMedia (GRUB)
MENU INDENT 1
      kernel /boot/grub.exe
      APPEND --config-file="find --set-root   --ignore-floppies /ISO_Extra/AcronisMedia.iso ; map --heads=0 --sectors-per-track=0 /ISO_Extra/AcronisMedia.iso (hd32); map --hook; chainloader (hd32)

Add item to the menu ISO_Extra

入力したブートエントリ(SYSLINUX形式)が追記される。

f:id:palm84:20181223135510p:plainf:id:palm84:20181223135540p:plainf:id:palm84:20181223135544p:plain

手順
  1. MENU LABEL, KERNEL, APPEND を順に入力
  2. /ISO_EXTRA フォルダと /boot/grub.exe 追加
  3. /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg にエントリが追記される

ブートメニュー【Menu Extra ISOs】から起動します。

  • /isolinux.cfg, /syslinux.cfg
label Menu Extra ISOs
Menu label Menu ^Extra ISOs
MENU INDENT 1
    kernel vesamenu.c32
    APPEND /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
label Boot from test
menu label Boot from test
MENU INDENT 1
      kernel /boot/grub.exe
      APPEND APPEND --config-file="configfile /test.lst"

Add personal Folder

CDルートに指定フォルダ追加

  • 指定したフォルダをCDルートへコピー
  • /ISO_EXTRA フォルダと /boot/grub.exe が追加される

原則ブート設定はされないので【Add item to the menu ISO_Extra】で入力するか、【enable Extra】で /Extra/extra.cfg を編集する必要があります。

Add personal File

CDルートに指定ファイル追加

  • 指定したファイルをCDルートへコピー
  • /ISO_EXTRA フォルダと /boot/grub.exe が追加される

原則ブート設定はされないので【Add item to the menu ISO_Extra】で入力するか、【enable Extra】で /Extra/extra.cfg を編集する必要があります。

Load menu ...

※ 下記2点について今んとこ使い方がわかりません。orz

  • Load menu isolinux (cfg)
  • Load menu GRUB4DOS (lst)

/boot/grub.exe 追加、指定したブート設定ファイルのエントリが /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg に追記される。しかし、ISO_Extra.cfg のパスが Windows 上のものになってて変です。orz

  • /isolinux.cfg, /syslinux.cfg
label Menu Extra ISOs
Menu label Menu ^Extra ISOs
MENU INDENT 1
    kernel vesamenu.c32
    APPEND /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
label Boot from test
menu label Boot from test
MENU INDENT 1
      kernel /vesamenu.c32
      APPEND /SARDU_2.0.4.3/ISO/Extra/test.cfg
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
label Boot from test
menu label Boot from grub4dos
MENU INDENT 1
      kernel /boot/grub.exe --config-file="configfile /SARDU_2.0.4.3/ISO/Extra/test.lst

どないするん?

【注意】USBメモリの場合は(1)を除き、USBメモリ内のファイル・フォルダをごにょごにょする方が楽だと思われます。

3種類に分けてみます。

  1. isoブート可、オプション不要でオンメモリ起動可なもの
  2. isoブート可、追加オプション必要
  3. isoブート不可

isoブート可、オプション不要でオンメモリ起動可なもの

isoを指定するだけなので簡単。True Image や Paragon の ブートCDとか。

手順
  1. Add Extra ISO in RAM (GRUB)】からiso(任意の場所)を指定
  2. タイトルを入力

isoのサイズが大きい場合は

  1. Add Extra ISO (GRUB)】からiso(任意の場所)を指定
  2. タイトルを入力

isoブート可、追加オプション必要

isoブート用のオプションをiso内のブート設定ファイルにオプションを追記する必要があります。

  • ※ iso内のブート設定ファイル
    • ISOLINUX (iso) - isolinux.cfg など
    • SYSLINUX (USB) - syslinux.cfg など
    • GRUB - menu.lst
手順

isoサイズが約300MB以下の場合(※ 370MB程でもおkでした)

  1. UltraISO(試用版)でiso内のブート設定ファイルを編集・置換
  2. Add Extra ISO (GRUB)】からiso(任意の場所)を指定
  3. タイトルを入力

ブートメニュー【Menu Extra ISOs】から起動します。

UltraISO試用版では300MBの制限があるので、それ以上の場合は後述の“ミニiso”方式、または下記の手順で

  1. enable Extra】のチェックオン
  2. isoを Extra フォルダにコピー
  3. isoブート用のブート設定 (grub4dos形式) ファイル自分で作成して Extra フォルダにコピー
  4. /Extra/extra.cfg に追記

ブートメニュー【Menu Extra】から起動します。

  • /Extra/extra.cfg
#-> EDIT HERE <-
LABEL xxx
MENU LABEL xxx Linux
KERNEL /boot/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /Extra/xxx.lst"
#-> EDIT HERE <-

isoブート不可

※ サブディレクトリからの起動はかなりややこしい場合があるので後述の“ミニiso”方式の方がいいかも。

展開済みフォルダを追加します。ファイルのパスが変わるので設定ファイルの編集も必要です。

【注意】USBメモリの場合はUSBメモリ内のファイル・フォルダをごにょごにょする方が楽だと思われます。

  • ※ ブート設定ファイル
    • ISOLINUX (iso) - isolinux.cfg など
    • SYSLINUX (USB) - syslinux.cfg など
    • GRUB - menu.lst
手順
  1. enable Extra】のチェックオン
  2. isoを xxx フォルダに展開
  3. xxx フォルダ 内のブート設定ファイル内のファイルのパスを編集、オプションが必要なら追記
  4. /Extra/extra.cfg に追記
  5. Add personal Folder】xxx フォルダを指定
  • /Extra/extra.cfg - ISOLINUX の場合
#-> EDIT HERE <-
LABEL xxx
MENU LABEL xxx Linux
KERNEL /vesamenu.c32
APPEND /xxx/isolinux.cfg
#-> EDIT HERE <-
  • /Extra/extra.cfg - GRUBの場合
#-> EDIT HERE <-
LABEL xxx
MENU LABEL xxx Linux
KERNEL /boot/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /xxx/menu.lst"
#-> EDIT HERE <-

UltraISOでファイル編集

体験版では300MBに制限されますがisoの編集ができますん。(※ 370MB程でもおkでした)

設定ファイルをチョイチョイと書き換えてisoを再作成できますねん。

※ インストーラーはどれも内容同じみたいです。

UltraISOでの基本操作
  1. UltraISOで対象のisoを開く
  2. ブート設定ファイル (isolinux.cfg, syslinux.cfg, menu.lst など) を 下画面にドラッグ
  3. 下画面のファイルを編集
  4. 編集したファイルを上画面にドラッグ
  5. 【ファイル】-【名前を付けて保存】任意の名前で保存(元ファイルは変更なし)

“ミニ” iso 方式

これは何?

300MB超のisoとか、isoブート非対応な場合に試してみるです。

  1. (大きな)ルートイメージファイル(or ディレクトリ)をisoから抜き出す
  2. 抜き出したルートイメージをルートなどに保存する
    • ドライブ(パーティション)ルートに置けばオプションで指定しなくとも自動検索されることが殆ど
  3. ルートイメージを削除した “ミニ” iso を作成
UltraISOでの基本操作
  1. ファイル抜き出し(抽出) -ファイルを指定して【動作】【取り込む】
  2. 削除 - ファイル右クリックから
  3. 【ファイル】-【名前を付けて保存】任意の名前で保存(元ファイルは変更なし)

SARDUへの追加は作成した“ミニ”isoを【Add Extra ISO ...】&抜き出したフォルダを【Add personal Folder】で。

追加例

isoブート可、オプション不要

オンメモリ起動のもの、つまりisoのチェインロードのみで起動できるものは追加が簡単でした。

  • Windows PE 系等
  • Paragon Backup & Recovery ブートCD
  • True Image WD Edition
  • Seagate DiscWizard
  • EASEUS Todo Backup ブートCD
手順
  1. メニュー【Extra】Add Extra ISO in RAM (GRUB)】からiso(任意の場所)を指定
  2. LABEL名(タイトル = True Imageなど)を入力

ブートメニュー【Menu Extra ISOs】から起動します。

  • /ISO_Extra に指定したiso、及び /boot/grub.exe がコピーされる
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg にエントリが追記される

True Image WD Edition の AcronisMedia.iso を指定してみますた。

設定ファイルはこんなかんじでした

  • /isolinux.cfg, /syslinux.cfg
label Menu Extra ISOs
Menu label Menu ^Extra ISOs
MENU INDENT 1
    kernel vesamenu.c32
    APPEND /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
  • /ISO_Extra/ISO_Extra.cfg
label Boot from AcronisMedia from memory 
menu label Boot from AcronisMedia from memory 
MENU INDENT 1
      kernel /boot/grub.exe
      APPEND --config-file="find --set-root   --ignore-floppies /ISO_Extra/AcronisMedia.iso ; map --heads=0 --sectors-per-track=0 --mem /ISO_Extra/AcronisMedia.iso (hd32); map --hook; root (hd32); chainloader (hd32)

Knoppix 日本語版(LCR版)

※ isoブート可、追加オプション必要

GRUB for DOS のisoブート用設定ファイルを作ってみますた。(ただ単にgrub4dos用にコピペしただけorz)

手順
  • Extra/extra.cfg を編集
#-> EDIT HERE <-
LABEL knoppix671lcr
MENU LABEL Boot from Knoppix 6.7.1 LCR
MENU INDENT 1
KERNEL /Extra/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /Extra/kx671lcr.lst"
#-> EDIT HERE <-
  1. enable Extra】のチェックオン
  2. /Extra へコピー
    • isoと kx671lcr.lst

ブートメニュー【Menu Extra】から起動します。

Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD 11.04/11.10

※ isoブート可、追加オプション必要

※ SARDU の Linuxタブ上の Ubuntu のチェックは外しておくこと。

GRUB for DOS のisoブート用設定ファイルを作ってみますた。(ただ単にgrub4dos用にコピペしただけorz)

手順
  • Extra/extra.cfg を編集
#-> EDIT HERE <-
LABEL ubuntu1104
MENU LABEL Boot from Ubuntu DesktopCD 11.04
MENU INDENT 1
KERNEL /Extra/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /Extra/ubuntu1104jp.lst"

LABEL ubuntu1110
MENU LABEL Boot from Ubuntu DesktopCD 11.10
MENU INDENT 1
KERNEL /Extra/grub.exe
APPEND --config-file="configfile /Extra/ubuntu1110jp.lst"
#-> EDIT HERE <-
  1. enable Extra】のチェックオン
  2. /Extra へコピー
    • isoと ubuntu1104jp.lst, ubuntu1104jp.lst

ブートメニュー【Menu Extra】から起動します。

Puppy Linux 日本語版

※ isoブート不可。“ミニ” iso 方式で。

ブートローダーが ISOLINUX じゃないのでSARDUでチェックしても設定ファイルが作成されません(中身が空)。とりあえずなやり方...です。

手順
  1. 任意の場所にpuppyフォルダ作成
  2. UltraISOで作業
    1. UltraISOでisoを開く
    2. メニュー【動作】-【取り込む】でpuppyフォルダへすべて展開
    3. iso内の lang_pack_ja-1.1-w5.sfs, wary_511.sfs を削除
    4. メニュー【ファイル】-【名前を付けて保存】、<元の名前>-mini.iso などとして保存
  3. Add personal Folder】でpuppyフォルダ指定
  4. Add Extra ISO in RAM (GRUB)】で作成したisoを指定

ブートメニュー【Extra ISOs】から起動します。

Linuxメニューにも追記されてしまう模様ですが、そっちからは起動できないです。悪しからず...