XP時代はこういうのをよくやってましたが(笑)、Windows 10 ではあんまり必要じゃないかもですなぁ...
- 目次
修復インストールとは
ご存じの通り (と言いつつやったことないけどw)、Windows 10 には設定に「 この PC を初期状態に戻す 」という名前の標準で2通りの回復手段がありますやん。インストールメディアは不要。
- PC を初期状態に戻す - Windows 10 の回復オプション
- [個人用ファイルを保持する] - アプリは削除される
- [すべて削除する] - すべて初期化される、クリーンインストールとほぼ同じ?
- 参考リンク :
修復インストール (in place upgrade) ではインストールメディア、または MediaCreationTool を使うんですわ。
- インストール メディアを使用して Windows 10 を再インストールする - Windows 10 の回復オプション
- [個人用ファイルとアプリを引き継ぐ] を選択
- Windows システムの上書きインストール - システムのみ初期化される
- Windows 標準以外のアプリ、個人用ファイルなどすべて維持される
- Windows の設定は一部のみ初期化
Windows.old
フォルダに旧ファイルがバックアップされる (※ すべてではない)- 一定期間 (1週間程?)「前のバージョンの Windows 10 に戻す」機能で復元可
実行
尚、環境やバージョンにより違いがあると考えられるのであくまで一例ということでオナガイ!
C:
ドライブの空き領域-
インストールファイルのダウンロード(コピー)及びバックアップ用の空き領域が必要になります。こんな環境で実行しました。
- 使用済み - 70 GiB (page,swap 16 GiB 含む)
- 空き - 30 GiB
実行中は空き領域が 15 GiB 程になってました。ウチでは C: 以外に複数のドライブに空き領域がかなりあったので、環境によってはもっと C: の空き領域が必要になるかもしれません。
今回はダウンロードしてあった iso を使いました。MediaCreationTool でも実行される内容は同じだと思われます。
- Windows 10 のダウンロード
- 拙作めも :
- iso をエクスプローラーで開く
F:
ドライブにマウントされた- その中の
setup.exe
を実行
setup.exe
を実行
- 「引き継ぐ項目を選んでください」- この画面はスルーされましたが、途中で戻ると出ました。最終確認時に出るので問題ありませんでしたが…
- VMware Player 12 はアンインストールが必要(※ 後で再インストール可)
- アンインストール終了後の再起動はしない
- 最終確認
セットアップファイルは $WINDOWS.~BT
フォルダにダウンロード(コピー)された模様、完了後は 1.02 GiB。
いろいろ
Windows Update はやり直し、但し、21H1 以降分のみ、Wi-Fi の「既知のネットワークの管理」が初期化(何にもなし)となりましたが、既定のアプリなどはそのままでした。カスタマイズしたレジストリ等も一部初期化されたが、あんまりわからん程度でやや拍子抜けでした(笑)。
一応、今回の目的の「フォト」の起動は達成できたのでやった甲斐はありましたけど...
- 設定の「前のバージョンの Windows 10 に戻す」
- バックアップ -
Windows.old
の内容- 25.2 GB (ディスク上のサイズ 19.2 GB)
C:\Windows.old\$WINDOWS.~BT 2.37 GB C:\Windows.old\inetpub 0 C:\Windows.old\PerfLogs 0 C:\Windows.old\Program Files 163 MB C:\Windows.old\Program Files (x86) 92.1 MB C:\Windows.old\ProgramData 39.9 MB C:\Windows.old\Users 21.7 GB (ディスク上 15.7 GB) C:\Windows.old\Windows 822 MB
ほなne~♪