Palm84 某所の日記

死のうは一定、しのびクマには何しよぞ...

【取り扱い注意】ツールのめも

てけとーに弄ってたらWindowsが起動しなくなったこともありました(汗)。私は慣れっこだったりしますが(何)、非常に有用なのであるが使う場合はその覚悟、あるいは修復手段の準備が必要なツールなど。

また、もっと安全な別の手段があったりしそうなので事前にしっかり考慮が必要かもしれないというびみょーなツール、OSとか。

Offline NT Password & Registry Editor

【悪用厳禁】系ですね。

  • アレが可能(何)
  • 回復コンソールの設定変更(setコマンド、自動管理ログオン)
  • レジストリの編集も可能みたい?

isoイメージとFDイメージあり。USB-FDブートでは小細工が必要かも(syslinux+memdisk+ntpass.imgとか)。SystemRescueCdにも付属。使用後のWindows再起動ではchkdskが走るので注意

使うとしたら、アレ(何)で回復コンソールにログオンできない時とか?

また、setコマンドを有効化できたらリムーバブル・メディアヘのコピーやワイルドカードの使用を可能にして回復コンソールから起動しないWindowsのファイル救出が一応できます。けど、LiveCD使う方が楽かもしれません。

chntpw

Linux上で使用

  • INSERT
  • KNOPPIX 5.1.1 DVD
  • SLAX 5用モジュール
  • メモリに余裕があればKnoppix CDなどでもaptでインストールできることもある
# cd /mnt/hda1/WINDOWS/system32/config
# chntpw -u administrator SAM

EDITBINI

DOS起動ディスクでブートして、NTFS上のboot.iniの編集が可能らしい。

普通に回復コンソール使うか、ntfs-3gの入ってる日本語版LiveCD使う方がいいような気がします

あっと、FDブート可能なわけですから、緊急起動ディスクで起動してWindows上で直す方が安全だし楽ですね

このサイトには他にも結構使えそうなツールがありますねぇ。(BurnCDCCは簡単iso焼きツールです。)

NTFS4DOS

有償版除けば、FDブートでNTFS書き込みできるのはこれしか私は知りません*1。Windows XP/2000上にインストールしてから起動ディスク作成。MS-DOS、またはFreeDOS起動ディスクでブート。

う〜ん、これもやっぱntfs-3gの入ってる日本語版LiveCDの方が日本語ファイル名も扱えるので楽かなぁと。CDブートやUSBブートできなくても、FDブート+USBデバイスでLiveCDのブートは可能ですから

PING (Partimage Is Not Ghost)

  • ウィザードでPartimageを実行。マウントも自動。ネットワーク(smbmount,smbfs)利用可能。
  • ネットワークブートはNFSサーバなしで可能。
  • chntpw

ウィザードでネットワークドライブへ保存する場合は、ネットワークドライブ上にPartImage.zip内のPartImageディレクトリを保存してEnter a root directory containing your dataでパスを指定(eg. \test\PartImage)

ウィザードでhda1のバックアップイメージを作成した際は以下のものが設定したディレクトリ内に保存される。

  • bios - 512 Bytes
  • hda - 32768 Bytes(MBRからhda1のブートセクタまで64セクタ)
  • hda1.000 - バックアップイメージ
  • hda1.first_sectors - 10240 Bytes(hda1の先頭から20セクタ)

If you don't want to use our menu-driven wizard, press x and ENTER to get a shell. The root user account has no password.の画面、Enterでウィザード、xでコンソール。手動実行(手動マウント)で通常版Partimageの実行も可能、

追記】ウィザードで【Create_New_Image】を選択した場合は、約630MBに分割されたイメージファイルが作成されました。

確認してませんが...ブータブル・リカバリーDVD(イメージが1枚に収まる場合のみかな?)、ブータブル・リカバリーCD(複数枚おk)の作成が可能みたいです。

設定ファイルを弄って、initrdを作り直せばほぼ自動実行が可能みたい。

※Windows NTFSのリカバリーイメージ作成は、暗号化や「古いファイルの圧縮」、断片化がひどい場合はエラーになったりするので、作成直後にレストアのシミュレート実行での確認をおすすめします(ってか、Partimageは無料なのがいいとこですが、TrueImageGhostの方が数倍楽かと)。

Parted Magic

これまたビミョーなツールだなぁ。本家版(GParted)との違いはNFSサーバなしでネットワークブートが可能な点ですかね。でも、ネットワーク上への保存(smbmount)はできないようなので使用機会は限定的なかんじ。

  • GParted,ntfs-3g,Partimage
  • NFSサーバなしでネットワークブート可能
    • VMwareではメモリ128MBでも動いたけど、256MBあった方がよさそう?
  • 起動後はネットワーク使えない?

CDブートではメモリ128MBでサクサク動きました。64MBでも起動可能なもよん(※本家版でも同じですけど)。CDを入れ替えるためにオンメモリで動かすには256MBあった方がよさそうです。

ネットワークブートでGParted使いたい場合にはいいかも?

うーんと、メモリ256MBあるならKnoppixでもネットワークブート可能ですからびみょーかなぁ...

【追記】pmagic-2.1

新版ではかなり変更されてますた。ネットワーク対応。サイズちっちゃ!約37MB

ただ、NTFSは読み取り専用でもntfs-3gでのマウントとなるので日本語名ファイルの救出には使えませんでした。smbfsもなし。Firefox(英語版なので漢字表示だめ)入ってるんでhttpダウンロードは可能ですね。

GRUB Utilities

grubinst.exeのGUI版(grubinst_gui.exe)。Windows(XP/2000)上から、ローカルHDやUSBメモリのMBR or ブートセクタへGRUB for DOSのブートコード書き込み(※grldr,menu.lstは手動コピー)。

Super Grub Disk

GRUBの修復やNTのブートストラップ修復が可能みたい?

【追記】WindowsのMBRブートスラップの修復については、Windowsオリジナルではなく、SYSLINUXのブーとストラップ(300バイト)を書き込むようですね。但し、起動設定は(hd0,0)となってますけど。

FDとCD(iso)イメージあり。

*1:BG-Rescue Linux 0.9.1 で可能