ほぉほぉ、GRUBの様にメニュー選択できたのかぁー。というわけでやってみためも。SYSLINUX,ISOLINUX,PXELINUXで設定はほぼ同様みたい。(※画像はPXEネットワークブート時のもの)
- INDEX
概要
- 【2013.2.21 追記】SYSLINUX バージョン 5.x では・・・
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- 拙作めも :
いろいろ変更されてます。このページは変更前のものなのでご注意。後日修正する予定です。orz
バージョン 4.x を使う方が楽かもしれません。
- 拙作めも :
いろいろ変更されてます。このページは変更前のものなのでご注意。後日修正する予定です。orz
バージョン 4.x を使う方が楽かもしれません。
syslinux-3.52.zip
でgraphical simple menu systemを試してみた。やるべきことは...
- vesamenu.c32をコピー
- syslinux.cfgをちょこっと編集
- ISOLINUXではisolinux.cfg
- PXELINUXではpxelinux.cfgフォルダのdefaultファイル
vesamenu.c32をコピー
- ダウンロードしたzipファイルを展開
\com32\menu
にあるvesamenu.c32をsyslinux.cfg(or isolinux.cfg or pxelinux.0)と同じディレクトリにコピー
※別のディレクトリにコピーする場合はパスの指定が必要になるので...
syslinux.cfg(isolinux.cfg or pxelinux.cfg/default)の編集
DEFAULT vesamenu.c32 PROMPT 0 MENU TITLE Boot Options Menu MENU TABMSG -- F1-F3 Knoppix help, F4 Linux, F5 bootloader, F6 DOS, F7-F8 INSERT help -- F1 knoppix5/boot.msg F2 knoppix5/f2 F3 knoppix5/f3 F4 help/linux.txt F5 help/boot.txt F6 help/dos.txt F7 insert/boot.msg F8 insert/f2 label 1 MENU LABEL ^1. HTTP-FUSE-KNOPPIX501 TEXT HELP * fuse_uri=[]http://ring.airnet.ne.jp/[]... * fuse_uri=[]http://ring.aist.go.jp/[]... or delete and select * vga mode - default[vga=791] or failsafe[xmodule=vesa] ENDTEXT kernel knoppix5/linux append ramdisk_size=100000 init=/etc/init lang=ja.utf8 apm=power-off vga=791 xmodule=vesa initrd=knoppix5/minirt.gz nomce quiet fuse_uri=[]http://ring.airnet.ne.jp/archives/linux/knoppix/knx501tpm/knoppix501en[] BOOT_IMAGE=knoppix <あとは略>
DEFAULT
- vesamenu.c32を指定PROMPT
- 0にしないとコマンドモードになってしまうMENU TITLE
- メニューのタイトルMENU TABMSG
- メニュー下に表示するメッセージ。別になしでもいい。MENU LABEL
- メニューの項目名TEXT HELP
とENDTEXT
- 選択時にメニューに表示させるヘルプ文とか。別になしでもいい。
MENU LABEL
文の先頭に記号【^
】を打つと次の文字がキーボードショートカットになる。label名と同じでなくてもいい。(例:MENU LABEL ^Windows
)
使い方
注:runlebel
はrunlevel
の間違いだぁ。orz
デフォルトではメニューは12行表示
※あっと、localboot(HDDやFDD)はSYSLINUXでは使えない。
TabキーでGRUB風に選択中エントリのオプション編集。Enterで確定。Escで戻る。
syslinux.cfg(isolinux.cfg or pxelinux.cfg/default)に記述すればFxキーでテキストファイル表示。Escで戻る。
※注:LiveCDに付属のhelp用ファイルなど表示が乱れたりします。一度コマンドラインモードに入ってから表示させると大丈夫かも。
Escでコマンドラインモード(bootプロンプト)へ。メニューに戻るには何も入力せずにEnter。
行数調整
とりあえず18行表示にしてみた。
DEFAULT vesamenu.c32 PROMPT 0 MENU ROWS 18 MENU TABMSGROW 23 MENU CMDLINEROW 24 MENU HELPMSGROW 25 MENU HELPMSGENDROW -1 MENU TITLE Boot Options Menu MENU TABMSG -- F1-F3 Knoppix help, F4 Linux, F5 bootloader, F6 DOS, F7-F8 INSERT help -- < 以下略 >
MENU ROWS
- メニューの行数- デフォルトは 12
- 行番号1 - 罫線 -
- 行番号2 - MENU TITLE
- 行番号3 - 罫線 -
- 行番号4 - MENU LABEL 始め
- 行番号15 - MENU LABEL 終り
- 行番号16 - 罫線 -
MENU TABMSGROW
- TABMSGの行番号- デフォルトは18
MENU CMDLINEROW
- Tabキーで編集時の行番号- デフォルトは18
MENU HELPMSGROW
- TEXT HELPの行番号- デフォルトは22
MENU HELPMSGENDROW
- TEXT HELPの最終行- デフォルトは-1
【追記】以下であってるかな、ちょっと違うかも?
28行80文字程表示可能- 最終行番号は 28
- 文字(桁)数
MENU TITLE
とMENU LABEL
- 54TEXT HELP
- 78
- メニューの項目数が12なら、行番号は+3で15
- メニューの下に1行分罫線が入る(デフォルト行番号16)
- TABMSGのデフォルトはデフォルトは18
- HELPMSGROWのデフォルトは22なので7行表示可能
いろいろ
- 背景画像の指定
-
640x480なjpgかpngファイルを指定
MENU BACKGROUND syslinux.jpg
- メニューの切替
-
syslinux.cfg(isolinux.cfg or pxelinux.cfg/default)に追記
label menu2 MENU LABEL change Menu2 kernel vesamenu.c32 append menu2.cfg
menu2.cfg作成してメインメニューに戻る項目追記
label back MENU LABEL return to Main Menu kernel vesamenu.c32 append syslinux.cfg
他にも階層表示とかできるもよう。
テキスト・メニュー
menu.c32ではテキスト形式でのメニューの表示が可能。グラフィカルメニューは古いPC(グラフィック用メモリが4MBとか少ないからかな?)ではギザギザ表示でメニュー文字が読めなかったりするので、古めのPC向けにはこっちを使う方が安全かも。
操作方法はグラフィカルメニュー(vesamenu.c32)と同じ。
- 最終行番号は 24
- 文字(桁)数
MENU TITLE
とMENU LABEL
- 56TEXT HELP
- 80
MENU ROWS
- メニューの行数- デフォルトは12行
- 行番号1 - 罫線 -
- 行番号2 - MENU TITLE
- 行番号3 - 罫線 -
- 行番号4 - MENU LABEL 始め
- 行番号15 - MENU LABEL 終り
- 行番号16 - 罫線 -
- 1行空ける
MENU TABMSGROW
- TABMSGの行番号- デフォルトは行番号18
MENU CMDLINEROW
- Tabキーで編集時の行番号- デフォルトは行番号18
MENU HELPMSGROW
- TEXT HELPの行番号- デフォルトは行番号22
MENU HELPMSGENDROW
- TEXT HELPの最終行- デフォルトは-1 (行番号24)
デフォルトではTEXT HELPは3行しか表示できないので、3行以上表示するには調整が必要ですな。