(slax-ja-5.1.8.1-3.iso用です)持ち歩き用のめも。やり方は私なりナリ。(何)
あぁ、ただ単に設定を保存したisoイメージを作り直すってだけなんですけどね(汗)。
途中で何が目的だったのが忘れてたり。はぁちかれる。
■ 準備(ダウンロード)
7-Zipなどで展開。“[BOOT]”ディレクトリは削除(※ただのbootの方は必要)。
- モジュール
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【追記】現在Slax 5用モジュールは公式サイトからなくなってるみたいですね。下記サイトはミラーなのかな?同じものがダウンロードできました。
Live-modules.org mirror - "Live your life live!"/slax-backup/slax5-modules/
FTPにまだ置かれてる模様。
modulesディレクトリにコピー。
*約2点は使い方わかってへんくせに単に入れてるだけなんですけどね(いや、ほんまw)
- Firefox
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上記で最新版をダウンロードしてmodulesディレクトリにコピー。
- 言語ファイル
- Index of /pub/mozilla.org/firefox/releasesから“バージョン名/linux-i686/xpi/ja.xpi”をダウンロード
ja.xpiをrootcopyディレクトリにコピーしておく
- 言語ファイル
- Opera
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上記で最新版をダウンロードしてmodulesディレクトリにコピー。
- 言語ファイル
ouw9xx_ja.lngをrootcopyディレクトリ内に
\usr\share\opera\locale
ディレクトリを作成してコピー。 - IPAモナーフォント(AA表示のため)
-
- IPAモナーフォントからダウンロード
- ipagp-mona.ttfをrootcopyディレクトリ内にusr\local\share\fontsディレクトリを作成して必要なttfファイルをコピー(AA表示用のPゴシックはipagp-mona.ttf)
■ isoイメージ再作成
必要なファイルをコピーしたら、後はバッチファイル一発で。楽チン*1なんだぜ。
- 必要なファイルをコピー
- 追加するモジュールはmodulesディレクトリに
- 追加するファイルはrootcopyディレクトリに作成(例:
/usr/local/share/fonts/ipagp-mona.ttf
) - または、とりあえずCDルートに(※CDの内容は
/boot
ディレクトリにマウントされる)
- isoイメージの作成はCDルートにあるmake_iso.batで
一つ上の階層に保存する場合
make_iso.bat ..\slax.iso
■ テスト起動
- Firefox
- about:configで
general.useragent.locale
をja-JP
に /ja.xpi
を開く- Firefoxを再起動
- about:configで
- Opera
- Tools(ツール)→Prefences(設定)→General(一般設定)→Language(言語)→Details(詳細設定)からファイルを指定
- マウスジェスチャを設定
GestureUp=Go to start GestureDown, GestureLeft=Reopen page GestureDown, GestureRight=Close page, 1 GestureDown=Go to end GestureDown, GestureUp=Duplicate page
必要ならOpera,Firefoxの標準フォントをIPAMonaPGothicに設定しておく。
■ 設定の保存
自分の設定を保存するために、記録するメディアの位置を引数として”configsave”コマンドを実行します。例えば、configsave /mnt/sda1/slaxconf.mo とタイプすると、USBフラッシュメモリにslaxconf.moファイルとして設定が保存されます。/root、/etc、/home、/varディレクトリで変更されたファイルがすべて保存されます。
ごにょごにょ設定後に、マウントしたHDDやUSBメモリなどへ下記コマンド実行で設定ファイル保存。尚、ホームにダウンロードしたファイルなども保存されるようなので不要なファイルは(キャッシュなども)完全削除しておく。
# configsave /mnt/sda1/slaxconf.mo
シャットダウンしませう。
- スクリプト作成
-
※私のやり方がまずいだけだったりするかもしれない...(汗)
configrestoreコマンドを実行すると、configsave実行時のマウント状態(/etc/mtab)及びマウント設定(/etc/fstab)で上書きされてしまいました。同じマシンならいいけど別マシンで使うとかなりおかしなマウント状態になったりしたので適当スクリプトを作っておくことにするべ。
※【追記】umountを後にしないとおかしくなる場合がありますね...訂正しときます。すみません。
#!/bin/bash
configrestore /slaxconf.mo
umount /mnt/hd*
umount /mnt/sd*
umount /mnt/floppy
fstab-update
mount -a
startx
文字コードはUTF-8、改行コードをLFでmyconfとかなファイル名にする。Linux上で作る場合は実行属性を忘れずに(chmod +x
)。
myconfとslaxconf.moをrootcopy
ディレクトリにコピーして、カスタマイズ版isoイメージ再作成。
私は使い分けしたいのでやってませんが...
尚、slaxconf.moをmodulesディレクトリに保存しておけば、起動と同時に反映されるようなのですが、完全じゃないのかな?一部の設定が元のままだったり、日本語変換でフリーズしたりしました。
■ 設定を復元してXを起動
rootでログイン後、以下コマンド実行。設定が復元されてXが起動しま。
# /myconf
USBブート非対応PCで、CDブート後にUSBから起動させる場合は下記のオプション(チートコード)追加でおk(かな?)。
probeusb from=/dev/sda1
sda1
の部分は環境によって変わるかと。PXEネットワークブート、あるいはbootディレクトリとisolinux.cfg以外を削除したCDでブートするとかだとオプションは不要(かも?)。
■ ブートメニュー作成
これはチト面倒なのでやらなくてもいいけど、メニューで選択できるのは便利。
- SYSLINUXをダウンロード
- Index of /pub/linux/utils/boot/syslinuxからsyslinux-3.52.zipを
バージョン3.11のやつはvesamenu.c32使うとちょっとおかしいらしいので入替。
- CDのbootディレクトリのisolinux.binとisolinux.bi_を削除
- zipファイル展開、isolinux.binをCDのbootディレクトリにコピーしてisolinux.bi_にリネーム
- vesamenu.c32をCDルートにコピー
- isolinux.cfgを編集
- 拙作ですが...SYSLINUXにグラフィカル・メニューを入れるの巻
こんなかんじになりましたとさ。
- isolinux.cfg(※12/7ちょっと追記。
autoexec=/myconf
を付けとけば自動ログイン+configrestoreできちゃたので選択項目にいれときましたんどす。) - メニュー画像
slax-ja-5.1.8.1-3.iso用なり。
isoイメージ作成。
■ ひとこと
何度も試作して疲れるので・・・
- CDルートにパスを指定したiso作成BATファイル作る
make_iso.bat D:\makeiso\myslax.iso
とりあえずの仮想マシンはこれが簡単かな。でも、かな〜り重いかも。
toram(copy2ram)でオンメモリで動かすとビックリのヒジョーにサクサクなのである。512MBあればいいみたい。
Slackwareを知らないということで、apt,rpm,dpkgがないという点にとまどってたりするする(汗)。
こんな風にしこってやると、新バージョンが出てガックシ、とかなりそうだな。まぁええけど。
こういうの作るのって(私はちょっと弄ってりだけw)、むちゃ面白いけど根詰めると(※仕事でも同じですが、他人に使ってもらうとか考えると永久に満足できないという)骨の髄まで疲れるかんじ。一から作れる人ってどんだけ〜猛勉強したんだろうかとか思ったり。
*1:これってもしかして死語?